このハーネスの補修は昨年2014年の12月初旬から今年2月初旬までの間かかりました。
何故こんなにかかったって?
それは・・・他の修理に使う部品入手に日数がかかったんです^_^;
正月休みにゆっくりメンテするつもりで、12月に入ってすぐに注文した部品が年末年始で遅れに遅れ、
やっと入手できたのが1月の終わり・・・
送料がかからない個人輸入は日数がかかりますね(-_-;)
ではでは・・・
前編は悪い個所の洗い出しを紹介します。
まずカウルと燃料タンクを外し

左側面は・・・アチコチ保護のための外装チューブがボロボロです。
この部分は同じ車種に見られる傾向みたいですね。


ハーネス幹線は車体の左側を通っており、
ここからABSユニット、モトロニックへ行っているハーネスが酷いですね。
エンジンの熱からでしょうか・・・・
今度は右側面へ
スパイラルチューブを巻いている個所は、購入後初めてカウルを外した時に気が付いたので、
応急的に巻いていました。
1、インジェクションと繋がるハーネス。
2、燃料ポンプと繋がるハーネス。

ここから先はエンジンとモトロニックの間を通り左側面の幹線へ繋がっており、当然手は入りません。
この手の入らない部分も保護チューブが劣化しております。
確か4系統のハーネスが通っていました。

これはオルタネーター(たぶん)から繋がっている個所で、この傘型の防水カバーは熱でカチカチ。
中のコネクターも熱で少し変形。変形くらいなら許せるのですが、端子付け根の被服が
全極5ミリくらい無くなり芯線がむき出していました。

防水カバーを外しオスコネクターを映したところ。
端子配列を記録するために撮っており、悪い方のメスコネクターは映していません。(-_-;)

左サイドパネルを外すと見えるコネクターたち。
何処に繋がっているのかわかりませんが、
被覆の割れが電線の途中や端子防水栓の付根などに見られます。


この他写真はありませんが、
①エンジン左下部側面を通っている、油圧?油温?どちらかと思いますが、
このデバイスに繋がっているハーネスの保護チューブ劣化。
②フロントカウル内のポジションランプへ繋がっているハーネス。
なぜかこのハーネスだけ保護チューブ劣化。
オイルクーラーの上を這っているので、そのせいかも知れませんね。
ま~~
アチコチ朽ちている事!
前篇はココまで・・・・です (^。^)y-.。o○
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2015/06/02 (火) [BMWメンテナンス]
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